メダカや金魚を飼っている人なら聞いたことがある病気かもしれません、松かさ病。
確か細菌による病気で、魚が弱っていたり(免疫力の低下)、水槽内に病原菌が増殖していると罹りやすい病気です。
松ぼっくりのようにお腹が膨れて、全体的にむくんでしまいます。ポップアイと言って、目が飛び出たようになってしまう個体も。
前の冬は5匹ぐらいこの病気を出してしまった私です。
原因はこの冬に一匹も松かさ病を出さなかったという事実で判明しました。
ただただ、水質が悪かった。これにつきます。
この水質が悪くなってしまった原因としては、数年前まで遡ります。
当時、ちょっといいメダカを取り扱っているお店で、一匹1000円はするサファイア、三色メダカという品種をそれぞれペアで数匹ずつ買いました。(甥っ子が遊びに来た時だったので、選ばせてあげたりなんかして)(…にしても、高すぎだったのですが汗)
いずれもキラキラ光るラメが入っていて、今まで飼っていたヒメダカや黒メダカなどとは段違いで美しい。。しかも、ラメや色の入り方に個体差があってそれも面白い。。
月日は経ち、卵を産んでくれて、稚魚が育ちます。
ん?キレイな個体ばかりではないぞ?むしろ、ラメのない普通の白、オレンジ、茶色っぽい個体が産まれている…こ、これは。
系統が確立されていないのか。。
数うちゃあたる?。。たくさん稚魚を育てれば、その中に綺麗なラメ個体が出てくるのね。
でもそうすると、稚魚をたくさん飼うためのバケツがいくらあっても足りない。
(当時、200匹ぐらいにまでメダカが増えてしまい…汗)
という状況が去年の冬だったのです。
たくさん稚魚を育ててキャパオーバー。
稚魚がたくさん
↓
育てるバケツがたくさん
↓
水換えがあまりできない、管理が行き届かない
↓
まぁ、いいか、と冬越しに入ってしまう (もはや飼育疲れ)
↓
汚い水底で松かさ病の原因菌の増殖
水質悪化によるメダカの免疫力低下
もう最悪ですよね。
その後は水質が良い方向に安定しないせいで、個体数も減っていき。。
私は私で、あんな悲しい思いはしたくないし、かわいそすぎると思い、増やさないように心掛け。。(あと、母や祖母にあげたりもしました)
今回の越冬は50匹ぐらいかな。
冬は基本、外での飼育で、弱そうな個体だけ室内に避難するのですが、室外メンバーはみんなぷりぷり元気です笑
幸い、ひとつ前の冬に松かさ病になった5匹のうち、一匹だけは『グリーンFゴールド リキッド』で何とか治癒しました。(松かさ病は残念ながら、予後が悪い病気なのです)
その子はこの冬も何となく心配で、室内組として冬越し中です。
透明の虫かご容器に水を張って飼っているので、いつも横から私の様子をうかがっていて可愛いw
やっぱり寒くなる前に環境を綺麗に整えてあげるのは大切ですね。
これから急に暖かくなるのも十分注意して水換えをしてあげたいです。
品種は大事ですが、素人の私は、何よりもメダカの『健康』を大事にして、
病気にならないように、その人生(魚生?)を全うさせてあげたい、とつくづく振り返ったのでした。
ということで、
今の50匹は黒い子、青い子、白い子、たまにラメ (でも気にせず) みたいなメンバーです笑
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