悲しいので綴ろうか迷いましたが、今後の教訓のためにも、綴ります..
松かさ病メダカですが、昨日、薬餌を始めて、今朝、亡くなっていました。
経過はこんな感じです。
松かさ病の経過
1日目 (松かさ病の発見日)
【病状】腹囲膨満、ウロコが少しギザギザ、元気アリ
【処置】隔離して、療養。まずは絶食と1/4換水
2日目
【病状】変わらず(腹囲膨満、ウロコが少しギザギザ、元気アリ)
【処置】引き続き絶食と1/4換水
3日目
【病状】変わらず(腹囲膨満、ウロコが少しギザギザ、元気アリ)
【処置】引き続き絶食と1/4換水
4日目
【病状】腹囲膨満、ウロコがギザギザ、少し鰭もむくんでいる?、元気アリ
【処置】薬餌を消化に優しい餌でスタート
(中型メダカ用のサイズの餌にグリーンFゴールドリキッドを染み込ませたものを6粒)
1/4換水
↓
薬餌後、なんとなくお腹が痛そう?、たまに水底に沈む。
5日朝 亡くなっているのを発見
尾が左腹の方に曲がって硬直。。やっぱりお腹が痛かったのか..
肛門辺り(総排泄腔)に何やら、モヤモヤしています。
モヤモヤは濃いところがあったり。
死後そんなに時間が経ってなさそうなのに、ここだけモヤモヤなのは変です。
(そう言えば、今思うと発症の当初から、呼吸が大きく深い感じでした。
気のせいかな、こういう子かなと、思っていましたが、それも関係があったのかも..)
考察
一番の反省点は、なんといっても薬餌です。
耐性菌を気にしすぎるあまりに、ガツンと規定量いった感じです。。
エロモナス菌がウヨウヨいる体内で急に薬が来て、薬効から逃れようと、動き回る細菌たち。
一方、メダカも未消化で腸にまだ内容物があったり、
肝臓がまだ正常に動けていなかったかもしれません。
そこに薬餌が来たので、対応に追われたか。。
(餌に薬になので、更に消化管や肝臓に負担をかけた)
今回の松かさ病は、
症状の出る数日前に餌を与えすぎたことにとよる消化不良が原因と考えていました。
以上を加味して、何よりも、メダカのお腹の状態を考えてあげないといけなかったのでは。
そして、あのモヤモヤがエロモナス菌だとすると、凄い数です。
抗菌薬が体内にまわったので、脱出した?
ということは、
換水など、可愛いことをやってる場合ではなく、塩浴・薬浴が良かったのでは。
初めから塩浴・薬浴にしておけば、消化の問題も考えなくて良いですものね。
やっぱり薬浴かぁ。。
私はバクテリアの問題で、
メダカに可哀そうなことをしてしまったこともあるので、
ホントに、水質が関わってくる薬浴は苦手..
(pHショックで、取り返しの付かないことになってしまったことが何度か ..別問題..?)
こうすればよかったのかな..
急に薬浴を入れるのは、経験上、自信がないので、まず塩浴で。
薄い濃度の塩浴スタートで、魚のエネルギー消費をおさえて、
その分のエネルギーを消化の方だったり、細菌への対処に出来たら良かったのかな。。
塩浴も、だんだん0.5%に近づくようにすれば、
バクテリアは死んでいくけど、徐々にだから魚も慣れやすい?
塩浴の濃度調整が上手くいったら、薬浴スタート。
その後、様子を見ながら、餌は消化に良い物を1日1粒ぐらいでスタート。
悔やまれます。。

(…昨日、可愛くアイキャッチの写真を編集して、
今日こんな状況になるとは夢にも思わなかった..泣)
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