傷心の心を癒しに 読書に没頭 星の王子さまで号泣

 歴史上の名作って読めたら読みたいけど、なかなか読もうと思えないですよね。
今アホみたいに時間があるので。。
失恋はするわ、次の仕事が始まるまで時間はあるわで。
家事も少しはしますが。

 でも、時間をムダにしたくはないし、何かを吸収しなくっちゃと思って。
失恋でモヤモヤ考えるのも、時間のムダすぎるし。
それで、近くの図書館で借りてきたのがこの本たち。

マンガでさきどり古典 源氏物語 と 星の王子さま

マンガでさきどり古典 源氏物語(くもん出版)

 去年でしたか、『光る君へ』のタイトルで大河ドラマにもなっていましたよね。
大河ドラマを見るのは、本当に続かないのですよね、私…。
両親は見ていましたが、私は離脱。

 平日にフラッと図書館に行きました。
何とはなしに見ていたのですが、ティーンズコーナーがあるではありませんか。

 どうせ、堅苦しい本を借りたところで、ちゃんと読める気がしません。
いい大人ですが、マンガ版の光源氏を借りました。

 これならすいすい読めそうと。すいすい読めたのです。
ちゃんと記憶に残ってるかは別として、あと、細かい内容はすっ飛んでると思いますが。

【ネタバレ】
 私は紫の上が好きでした。
光源氏に想われていないかも、と不安になっていたでしょうが、
明石の君の子まで可愛がってたなんて、なんて素敵な…涙

 にしても、光源氏の色恋が凄いですね。
この時代は奥さんが何人もいるのが当たり前で、他の奥さんの子どもの世話もするなんて。。
今の時代で良かったわぁ。

 確かに今、恋愛で悩みがつきものですが、この時代に比べたら、今はなんと自由な..
そりゃあ、出家もしたくなりますわ、こんなモテる夫だったら汗

と、
 謎に傷心の心も癒しながら、読書に励んでおります。
  
 大体の流れが分かったので、もうちょっと難しい本も読んでみたいなと思えました。
凄く興味が湧いたら本で読んでみる、そんな風に気軽にいきたいです。

星の王子さま サン=テグジュペリ(オリジナル版 岩波書店)

 名作と呼ばれるコチラも読んだことがなくって。
私の感覚だと、ちょっと『銀河鉄道の夜』に文章の感じが似ている気がします。

 文庫本だと、どうも手が出せずにいたこの本。
このオリジナル版はイラストも多く入っている感じがして、
硬めの背表紙に厚さは薄めで、気軽に手に取りやすい感じでした。

 コチラもティーンズコーナーで偶然発見。
ティーンズコーナーは読書がなかなかちゃんと定着しない私にとって、
お宝場なのかもしれません。

 ファンタジーのようなタッチで進む物語なのですが、難しい言葉も入っていて、興味深い。
ほんわりしていそうで、内容が深く、考えさせられるものです。
読み始めはこんな感じだとは思いませんでした。

何でか知らないけど、終わりには大号泣。。
最近、私自身泣くことがなかったからでしょうか。。

 文章のタッチがまぁ、、、
 翻訳の方もお上手ですね。。

 一読では入りきれないとこがありまして、また読み返したいですね。
『銀河鉄道の夜』と同じように、反復すると、新たな発見がありそうです。
『星の王子さま』も書棚に一つ、買っておこうかな。。

 ちなみに、『銀河鉄道の夜』は短編が集まっていて、読みやすいのですが、
落ちている気分の時、病んでいる時には『よだかの星』という短編がオススメです。

 まだまだ気になる本を探していきたいと思います。

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