市役所との電話を終えて、後はこのままお任せしよう、と思い、ボーっとしていた時。
通路の反対の端の方に、キジバトが1羽下りてきたのです。
あ…、キジバトは大体2羽で仲良くいるか…。
つまり、パートナーです。
きっと、道路側の高い木の上とかにいて、相方がアッチに行くのは見えたけど、
なかなか戻ってこないからと、様子を見に来たのか…。
そんなことが分かってしまうと、余計に辛い。
でも、下り立ったはいいものの、何故か道路の方に向かい(私の熱い視線が怖かったか?)、
てくてく歩き出そうとしていたので、
私は先まわりして、死んだハトのところまで誘導することに。
どんな反応をするのか…という関心もあったかもしれません。
でも、それより何より、教えてあげなきゃ!という思いに駆られて。
ちょっとしたやぶの中に入って逃げようとするも、私が先まわりして追いかけてくるから、
「何さ?」というような、怪訝な顔をしてコチラを見上げつつも、
その場所にようやく近付くことができ。
警戒して、飛んで逃げるタイプでなくて良かった。。
まぁ、この広場は人も多いし、この辺を縄張りとしていたら、人には慣れていると思いますが。
それで、その子が1メートルぐらい例のハトに近付いたところで、
ようやく異変に気付いたみたいで。
さっきまで、追いかけてくる私の方をチラチラ見返りながら進んでいたのに、
死んでるハトに一直線で歩み寄りました。
私という存在どころではなくなって。
この2羽がパートナーだと思ったのは、やはり正解でした。
死んだハトの顔を覗き込み、周りをウロウロ。
ウロウロしたかと思ったら、急に死んでるハトの上に乗って、交尾行動をし始めたのです。
これには私もビックリ。
衝撃。お盛ん…。ひゃッ!!
思わず、少し距離をとって、柱のカゲに私は隠れましたが。(人も行き交うし…)
でも、今思うと、彼らにとってはその行為が生きてる証なのかな、とか。
生きていることを実感できるというか。
そして、やっぱり死んでいるので、相手は全く動かず。
「もう動かない」「死んでいる」ことを理解したみたいで、ハト1羽分ぐらい距離を置いて、
そこにスンと座った?、立ちすくむ?みたいな姿勢になりました。
私はこんな状態になったキジバトを見たことがなくて、胸が締めつけられる感覚でした。
死んでしまった相手をちゃんと視界に入れつつ、死を受け入れようとしている姿。
微動だにしなくなったのは、この子もそうでした。
動きを止めて、ただただ、死と向き合う。
やっぱり、鳥にも悲しい気持ちは…感情は、
あるとしか思えない。
痛いほど伝わってくる。

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